宮崎県内の高校生が豚を通じて保育園児たちに食の大切さを教える授業が宮崎市の保育園で行われました。
この授業は、産学の連携を図ろうとJAみやざきと県内の高校が連携して今回初めて開催したものです。
宮崎市の認定保育園で行われた授業では、高鍋農業高校の生徒たちが手作りした教材を使いながら豚が出荷されるまでの過程や食と命の大切さについて園児15人に教えました。
「いただきます」
このあと、豚の部位について学んだ園児たちは、豚肉のバラとロースの食べ比べをしました。
(園児)「おいしい」「おいしい」「味もちょっと違った~」
(生徒)「保育園生(児)に教える機会がまったくないので難しいことが分かって、非常にいい経験になった。また次の機会があれば自分たちの育てている豚肉も知ってもらいたいと思う」
JAみやざきでは、今後も県内の高校と連携しながらこうした授業の実施を検討したいとしています。