18日午前、北朝鮮が弾道ミサイル1発を発射し、北海道渡島の西約200キロの日本のEEZ=排他的経済水域内に落下したと見られています。操業していた青森県関係の漁船などに被害は確認されていないということです。

防衛省は18日午前10時14分ごろ、北朝鮮が平壌近郊からICBM=大陸間弾道ミサイル1発を発射したと見られると発表しました。ミサイルは午前11時23分ごろ、日本のEEZの内側、北海道渡島大島の西約200キロの日本海に落下したものと見られています。落下地点が日本の領海の外だったため、Jアラート=全国瞬時警報システムは発令されておらず、青森県内ではミサイルの発射を報道で初めて知る人もいました。

※八戸漁港にいた人は
「北海道で落ちたのか。いまか、きょうか。わからなかった」
「知りませんでした。びっくりしました初めて聞いた。危ないと思いますね」

青森県によりますと、県関係の漁船は日本海側で19隻、太平洋側で15隻、さらに北海道側の海域で8隻の計42隻が操業していましたが、いずれもこれまでのところ被害の報告はないということです。