航空自衛隊防府南基地は31日、山口県防府市のスーパーで食料品を万引きしたとして、30代の空士を停職15日の懲戒処分にしたと発表しました。



懲戒処分を受けたのは、航空教育隊第1教育群の30代の空士です。

基地によりますと、この空士は今年5月10日、防府市内のスーパーでチーズ1点、みそ1点、おろししょうが2点、きざみネギ1点、ベーコン1点の合わせて6点(約1100円相当)を盗みました。

空士が食料品を店の外に持ち出したところ、私服警備員に呼び止められ、警察に引き渡されたということです。

空士は「レジを待つ時間が煩わしくて盗んだ。真摯に受け止め、深く反省している」と話しているということです。

空士の年齢や性別は、プライバシー保護の観点から明らかにされていません。

防府南基地司令の山脇康博1等空佐は「厳正な規律を維持すべき自衛隊においてこのような規律違反行為が発生したことは誠に遺憾。服務規律の維持を徹底し、再発防止に努める」とコメントしています。