アメリカ・ニューヨークの国連本部で開かれた国際会議で、パレスチナとイスラエルの「2国家共存」での問題解決を目指す宣言が発表されました。9月の国連総会に向けて各国に支持を呼びかけています。
この会議は、パレスチナ問題をめぐりイスラエルとの「2国家共存」による解決を目指すもので、議長を務めるフランスとサウジアラビアは29日、「ニューヨーク宣言」と題した成果文書を発表しました。
この宣言は、パレスチナの国家承認によりイスラエルと「2国家共存」することが唯一の解決策だとしたうえで、イスラエルに対しパレスチナを国家として認め、ガザへの物資搬入の制限を解除することなどを求めたほか、ハマスに対しガザ統治の終了と武装解除などを訴えました。
議長国は各国に対し、9月の国連総会までに支持を表明するよう求めていますが、イスラエルとアメリカはいずれもこの会議を欠席していて、支持を広げられるかが注目されます。
この会議で日本は、中東和平を担当する上村司政府代表が「2国家共存」への支持を表明したものの、パレスチナの国家承認については「適切な時期を含めて総合的包括的に検討する」と明言を避けています。
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