神奈川県沿岸部の各自治体では、今回の津波警報を受けて防災無線やメールなどで高台への避難を呼びかけるとともに、多くの地域で避難所を開設しています。
県内では▼横須賀市、鎌倉市、小田原市逗子市、葉山町、大磯町、真鶴町、平塚市、藤沢市、茅ケ崎市、三浦市、湯河原市の12市町に避難指示が出されています。
また、県によりますと、防災無線やメールなどで高台など安全な場所への避難を呼びかけるとともに、午後2時半現在で9市町で少なくとも100か所の避難所を開設しています。
▼葉山町では、高台にある町内の小学校4校と中学校2校に避難所を開設し、各海水浴場では赤と白の格子柄の「津波避難フラッグ」を掲げて、高台に避難するよう呼びかけています。夏休み期間で親子連れの海水浴客も多くいたということです。
▼三浦市では、避難所は市内10か所に開設していますが、968人が避難しています。
また、▼横浜市では、午後2時半現在、避難指示などは出していませんが、公式ホームページやXで警報の発表をアナウンスしています。
神奈川県の黒岩知事は「沿岸部や川沿いにいる人は高台や避難ビルなど、安全な場所へ避難するとともに、津波警報等が解除されるまで安全な場所から離れないなど、県民の皆様には身を守る行動をお願いします」としています。
注目の記事
「太陽系外から飛来」の恒星間天体「3I/ATLAS」が最接近へ 「観測史上3つ目」宇宙望遠鏡が捉えた姿

「また無くなるのでは」と買い占めも…コメ豊作なのに続く高値「増産」は実現可能なのか?【Bizスクエア】

うどんを食べて育った「讃岐うどん雲丹」?!不思議な “食事シーン”をご覧あれ 水産科の高校生が飲食チェーンと共同研究し商品化【香川】

『あの外国人女性はどこに?』1970年万博パビリオンで忘れられない出会い 77歳男性の願い叶うか―― 55年ぶりの万博で起きた奇跡に密着

「ママ、涙が止まらなかったんだよ」2歳の娘にいつか伝えたい 消えたぬいぐるみ「コアちゃん」のこと 40軒の聞き込みとSNS、海を越えた宝探しが繋いだ“再会”

父親の腎臓を移植した男性 “使命感で” 体育教師の夢捨て人工透析の技士に 31年後に再発…「お父さんが危ない」次に命をつないだのは-









