「膝に触れた可能性はあるが…」弁護側の反論

これに対し弁護側は
「算数の授業中に児童の机の間を回り、問題を解いている児童の様子に応じ、しゃがんで個別指導を行うことがあったので、その際に自己の手が女子児童膝に触れた可能性はあるが、起訴内容のような触り方をしたことはない」
と主張した。

検察側が証拠提出した女児のメモ紙についても
「実際には14日の夜になって、母親が女子児童に作成を指示し、これを受けて女子児童が作成した可能性を含め、本件メモ紙が被害とは無関係に作成された、被害実態を何ら反映しない紙片に過ぎない可能性がある」
と反論。

また、女子児童の証言についても
「母親に対し、算数の授業につまずいた原因を説明する必要に迫られて虚偽の被害申告をする動機があった」
と主張した。