ロシアのカムチャッカ半島付近を震源とするマグニチュード8.7の地震を受け、石破総理は「人命第一の方針のもと被害防止に取り組む」ことなどを指示したと明らかにしました。

石破総理
「私からは、9時43分に国民の皆様に対し、津波や避難等に関する情報提供を適時的確に行うとともに、住民避難等の被害防止の措置を徹底をすること、早急に被害状況の把握をすること、地方自治体とも緊密に連携し人命第一の方針のもと、政府一体となって被害防止に全力で取り組むこと、以上3点を指示したところでございます」

今回の地震では、北海道から和歌山県の太平洋側の沿岸に津波警報が発表されていますが、石破総理は「人的・物的被害は確認中」とした上で、警報が発表されている地域の住民らに対し、直ちに高台や避難ビルなどの安全な場所に避難するよう呼びかけました。

また、津波が到達した後も第2波、第3波がより大きくなって到達することもあるとして、津波に関する情報に十分に注意し、警報が解除されるまで安全な場所から離れないよう呼びかけています。