パイロットの卵たちの水泳能力を高めます。山口県防府市の航空自衛隊防府北基地の学生が29日、3日間の水泳訓練を始めました。

航空自衛隊防府北基地では、50年以上前から富海海水浴場で、水泳能力を高めるための訓練をしています。

1年生63人が参加し、沖合の波消しブロックを目指して泳ぎました。

飛行機のトラブルで海に着水することが想定されるため、パイロットは自身の命を守るために水泳能力が必要です。

1時間の遠泳もあり、学生たちは懸命に取り組んでいました。

第81期航空学生 丸山翔平さん
「ただ泳ぐというだけではなくて不測の事態に備えて泳いで、海に対する恐怖心とかも克服していければなと考えてます」

訓練は31日までの3日間で、最終日は3時間の遠泳に挑戦します。