子どもたちが楽しみながら海のごみ問題を学ぶ教室が29日、山口県岩国市で開かれました。

「夏休みオープンラボ」は岩国市の釣り糸メーカー「サンライン」が開きました。

海のレジャーにかかわる地元企業の仕事を子どもたちに知ってもらい、海のごみ問題について考えてもらうのがねらいです。岩国市や柳井市の小学生が参加し、海洋ごみの現状についてクイズ形式で学びました。

また、ごみを減らすアップサイクルのひとつとして、ペットボトルのキャップの破片を熱で溶かして作るアクセサリー作りに挑戦しました。

サンラインはレジャー用釣り糸の国内シェアはトップクラスです。参加者は工場で社員からの説明を聞いたり、製造途中の釣り糸に触ったりして製造工程に理解を深めていました。

参加者
「工場の中で見学したり、いろいろなことを知れたのが一番楽しかったです」

参加者
「アクセサリー作りが一番楽しかった。学校のランドセルにつけようかなと思います」

参加者
「海のごみ拾いを頑張ろうかなと思いました」

参加者
「ポイ捨てしないように」

子どもたちはペットボトルのキャップから生まれ変わった自分だけのオリジナルアクセサリーに歓声をあげていました。サンラインでは学んだことを夏休みの自由研究にも役立ててもらえたらと話していました。