山口県防府市の高川学園で中国地方初のユニークな取り組みです。29日、部活動に打ち込む生徒が自分らしい髪型を考えるワークショップが開かれました。

「部活ヘアサロン」に参加したのは、高川学園柔道部の生徒です。
自分らしい髪型を考えることで、自己表現と部活を両立して学校生活を楽しんでもらおうと、化粧品メーカーのマンダムが中国地方で初めて開きました。

「清潔感」「かわいらしい」「元気な」などなどイメージを膨らませたあとは…実際にカットしてもらったり、ヘアアレンジを学んだりしました。

これまでは丸刈りを選ぶ生徒も多かったようですが、カット後にはとびきりの笑顔が見られました。
高川学園柔道部員(3年)
「さっぱりしてハキっとしました。(インターハイ)優勝する勢いで、すごく頑張りたいです」
高川学園柔道部員(3年)
「髪型、最高です。思った以上にかっこよくなって本当びっくり」
去年、マンダムが全国の柔道指導者に行ったアンケートによると、生徒が望まない髪型のルールがある場合、部活をやめたりやる気が下がったりするとの答えが、およそ6割を占めました。
マンダム 萩原奈津子さん
「外見が変わっていくと、気持ちも変わっていくんだなというふうに思いました。ちょっと自分と向き合う時間を持ってもらえたらいいなと思っています」
県代表としてインターハイに出場する高川学園柔道部。生徒は髪型だけでなく気持ちも新たに大会に臨みます。














