防衛省が中国やロシアを念頭に宇宙空間での防衛力を強化する方針を打ち出したことについて、中国外務省の報道官は「断固反対する」と強く反発しました。
防衛省は28日、宇宙空間での防衛力を強化する指針を発表しました。
中国やロシアを念頭に、他国の衛星を妨害・無力化する、いわゆるキラー衛星の開発を活発化させているとして、「宇宙の戦闘領域化が進展している」と指摘。日本としても宇宙空間での防衛能力を強化する方針を打ち出しています。
これについて中国外務省の郭嘉昆報道官は29日、「日本が他国の脅威を誇張して、自身の軍事力を強化する口実とすることに断固反対する」と反発しました。また、「日本やアメリカなどは宇宙における軍事協力を拡大し、防衛の名のもと、宇宙に兵器を配備することをたくらんでいる」と主張。「宇宙の安全と安定を脅かすものだ」と批判しています。
宇宙空間をめぐっては、情報収集や警戒監視など軍事的な優位性を左右する重要な領域ととらえられており、各国の間で激しい競争が繰り広げられています。
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