全国から集まった男子505校の頂点を決める剣道の勝ち抜き戦「玉竜旗」は、今日7月29日に大会最終日を迎えました。王者復活を目指す九州学院の結果に注目です。

準決勝は5度の延長戦へ

九州学院は大将・島村の活躍もあり、4回戦から準々決勝まで勝ち進みました。

そして準決勝の相手は日章学園(宮崎)。両校互いに譲らず大将戦となり、5度の延長戦の末でした。

(島村一本)

審判も判定が割れましたが、島村の勝ちを表す白い旗が2本上がりました。
これで日本一まであと1つ。

決勝戦は福岡大大濠

相手は3月の全国大会決勝で対戦し、九州学院の日本一を阻んだ福岡大大濠です。この試合も大将戦にもつれ込む大接戦となりました。

その延長戦。勝負は一瞬でした。

小手を打ち抜かれた島村。あと一歩、最後の一人に勝てず日本一に届きませんでした。

九州学院 米田敏郎監督「最終的には勇気をどれだけ持てるかだ。やってきたことは間違っていない。あとは勇気だけ。そこのところまではきたよ。多分。あと一歩だな。あと一歩」

九州学院 島村昇冴選手(3年)「決勝まで1つ勝ちきれなかったのは自分の課題。インターハイに向けて、絶対なおさなければいけない。この1週間頑張っていきたい」

なんとしても獲りたい全国優勝、残すは8月のインターハイです。