県は29日、県が管理する公用車のカーナビやテレビなどで、NHKの受信契約を結んでいない受信機器が合わせて121台あり、受信料約475万円が未払いだったと
発表しました。
県によりますと今年2月、県外の自治体でテレビの受信機能が付いた公用車のカーナビや携帯電話などについて、NHKの受信料が未払いとなっている問題が明らかになり、5月から6月にかけて県庁内で調査を行いました。
調査の結果、テレビの受信機能が付いた公用車のカーナビ113台、携帯電話1台、県庁内に設置されているテレビ7台の合わせて121台がNHKの受信契約を結んでいなかったことがわかりました。
それぞれの機器を設置した時点から今年6月までの未納額は合わせて約475万円で、最も古いもので2011年に設置された機器もあるということです。
このほかに、NHKの受信契約を結んだ状態で設置されている機器は約560台ある
ということです。
県は「未契約となっている公用車カーナビ等については、受信契約を締結のうえ過去の未払い分を含め支払いを行い、業務上必要がないものについては撤去等を行う」としています。