下関港を母港とする捕鯨母船「関鯨丸」が、今年2回目の操業を終えて帰港しました。

「関鯨丸」は73年ぶりに下関市で建造された国産の捕鯨母船です。6月7日に今年2回目となる操業に出発。

北海道や東北沖で操業し、ニタリクジラ53頭、イワシクジラ3頭、ナガスクジラ9頭を捕獲しました。

当初は500トンの捕獲量を予定していましたが、濃霧などの視界不良や船のトラブルなどにより365トンにとどまりました。

共同船舶 所英樹社長
「今のところ、もう一回点検して今回、お盆までここにいますので8月15日の出航までに悪いとこは全部直して、またきちっとした形で出航を目指しています」

荷揚げされた冷凍鯨肉は全国に発送されます。