午後3時半に始まった自民党の「両院議員懇談会」ですが、3時間経過してまだ続いています。出席者によりますと、重ねて続投する意向を示した石破総理に対し、退陣を求める声が相次いだということです。

「懇談会」は、予定よりもおよそ1時間以上オーバーしていますが、まだ終わっていません。終了次第、石破総理が会見をおこなう予定です。

出席者によりますと、総理の続投を容認する意見も出たものの、退陣を求める声が多数を占めたということです。

自民党 船田元 衆院議員
「やっぱり全体としてはですね、やはり石破総理の責任問題をかなり強調される方が多かったと思います。ただ、私を含めて、続投をして欲しいという人も5、6人はいた」

自民党 藤川政人 参院議員
「責任を取るべきだ、出直すべきだ。新たな総裁選を行うべきだという意見は多かったです」

森山幹事長は8月に取りまとめを目指す参院選敗北の検証後に辞任する可能性を示唆しましたが、総理退陣を求める声は根強く、今後、議決権のある「両院議員総会」の開催要求がさらに高まる見通しです。

党内からは「党内抗争のように映る行動はすべきではない」との意見も出ていますが、収束が見通せない状況となっています。