「新型コロナの第8波」「インフルエンザ」の同時流行も懸念される中、全国知事会の新型コロナ緊急対策本部は、「医療体制の強化」などを求める国への緊急提言をまとめました。

会議は、きのう(17日)オンラインで開かれ、35都道府県の知事が参加しました。

提言では、「新型コロナの第8波やインフルエンザとの同時流行を見据え、検査や医療体制の強化」を要望しています。

岡山県の伊原木知事は国に対し、「検査キットや解熱剤の安定した供給」のほか、「ワクチン接種率の向上に向けて、効果や副反応に関するさらなる情報発信」を求めました。

(伊原木隆太 岡山県知事)
「ここで収まることはほぼありえない。ワクチン接種が一番の対策であると、確信しています」

全国知事会では、緊急提言を近く国に提出することにしています。