SNSを通じて知り合った相手からうその投資話を持ちかけられ、山口県山口市に住む40代の会社員の男性が、およそ850万円相当の暗号資産をだまし取られました。

警察によると、この男性は先月、SNSで知り合った女性を名乗る人物から「先物取引の勉強を教えます」「先物取引には元本が必要です」「暗号資産に交換して送金してください」などとうその投資話を持ちかけられました。

相手に好意を持っていて話を信じた男性は今月、844万円相当の暗号資産を送金し、だまし取られました。

また、下関市では80代の女性が今月、息子を名乗るうそ電話詐欺により現金270万円とキャッシュカード1枚をだまし取られました。

警察は、SNSやマッチングアプリで知り合った相手から投資や金の話が出れば詐欺を疑うとともに、うそ電話詐欺については1人で判断せずに家族や知人、警察に相談するよう注意を呼びかけています。