避難所で使う段ボールベッドの組み立てなど、親子で防災について学ぶ体験会が26日、山口県下関市でありました。

「親子避難所体験」は下関市が毎年、夏休みに開いていて、親子25組およそ80人が参加しました。防災意識を高めてもらおうというもので、参加者は災害時に避難所で使用する段ボールのベッドや、目隠しとなる仕切り板を組み立てました。

会場には災害をVRで体験するコーナーや、非常食の試食、トイレカーの展示などもありました。

参加者
「備蓄や避難グッズをそろえてるつもりだったけど、ここで学んで足りなかったことを、もっと生かして備えていきたい」

ドローンによる物資の輸送や県の消防防災ヘリコプター「きらら」の訓練も見学し、災害時の備えの大切さを再確認していました。