山口県下関市の彦島八幡宮で「夏越祭」を前に25日、無病息災を願う「茅の輪」が新しく作り変えられました。

作業を行ったのは、下関市彦島の自治会でつくる「彦島八幡宮奉賛会」のおよそ20人です。

7月29日と 30日に行われる「夏越祭」を前に、6月設置された茅の輪を新しく作り変えました。「茅の輪」は夏越の大はらえの神事に使われるものです。「茅の輪」をくぐることで半年間のけがれをはらい、健やかに過ごせるよう願います。

会員らが刈り取ったカヤやヨモギを使い、およそ2時間で完成しました。

彦島八幡宮奉賛会 二見勝敬会長
「皆さんお越しいただいて、無病息災ということで長く暑い夏を乗り切っていただければと思います」

「茅の輪」は7月30日まで設置されます。

「夏越祭」は29日に前夜祭、30日に御神幸祭が行われる予定です。