海上自衛隊の救難飛行艇US2の活動を学ぶ教室が25日、山口県岩国市の海上自衛隊岩国航空基地で開かれました。

岩国商工会議所が企画し、中学生19人が参加しました。
救難飛行艇US2は、国内では岩国航空基地にだけ配備されてていて、地元の子どもたちに理解を深めてもらうために開かれました。

US2は洋上での捜索・救難活動や離島からの患者輸送が主な任務です。救難飛行艇が1976年から1087件出動し、1055人を救助しました。参加者は実際に搭乗してUS2の飛行を体験しました。

US2は海上での離着水もでき、飛行機と船の両方の機能を持つ航空機です。パイロットが訓練で実際に使っているシミュレーターで操縦かんを握り、着水や離水などの操縦にも挑戦しました。

中学1年生
「すごくでかくて迫力があって感動しました。いつもテレビとか写真でしか見たことない場所に実際に自分も行くことができて、すごくいい経験になりました」
中学1年生
「自衛隊は国を守るというのがとってもおもしろそうで大変そうだけど、入ってみたいなって改めて感じました。パイロットを目指してみようかなと思います」
「こども飛行艇教室」は8月8日も開かれます。














