26日に決勝戦を迎える夏の高校野球宮崎大会。
第1シードの日南学園と第2シードの宮崎商業が対戦します。それぞれのチームの特徴と注目選手を紹介します。

強力な打撃陣がそろう 日南学園

第1シードの日南学園。今大会のチーム打率は3割超え、長打は13本と打線が爆発しています。

注目はチームトップの打率を誇る台湾からの留学生、サイ・ウェイチェン選手です。

(日南学園 サイ・ウェンチェン選手)
「自分が打たないとこのチームは勝てないので、(その思いを)心に入れてバッティングに入っている。(決勝では)大事な場面を打ちます」

このほかにも、準々決勝で同点のタイムリー3ベースを放った渡邊煌大選手など強力な打撃陣がそろっています。

(日南学園 渡邊煌大選手)
「勝負強さが自分のいい所。しっかりとチャンスで1本出せるようにコンパクトに打っていきたい。」

県内では甲子園最多出場の日南学園ですが、決勝の舞台は7年ぶり。
誇りをかけて闘志をぶつけます。

(日南学園 井野大地主将)
「あと一つまで来ているので、チーム一丸となって必ず勝って、甲子園に行く」

連覇目指す 宮崎商業

一方、第2シードで去年の優勝校、宮崎商業。

リードオフマンを務めるのは、走攻守そろった日高有希也選手。メンバーで唯一甲子園を経験しています。

(宮崎商業 日高有希也選手)
「バッティングでチームに勢いをもたらして、自分は足というのもまた持ち味なので、盗塁で相手をかき回す」

守りから流れを作る宮崎商業、すべての試合で先発をまかされてきたのがエース、永友琉生投手です。

(宮崎商業 永友琉生投手)
「次は決勝なので、自分がエースなので、全部投げぬく気持ちで準備した。」

実は、61年前に県内初の連覇を成し遂げた宮崎商業。以来、どこも果たしていない連続優勝を自分たちの代で勝ち取ります。

(宮崎商業 水谷友哉主将)
「全員で甲子園の舞台に絶対に連れていきたいという強い思いがあるのでキャッチャーとしてキャプテンとして鼓舞ができたら」

7年ぶりの出場を目指す日南学園か、連覇を狙う宮崎商業か。
甲子園への切符をかけた運命の決勝戦はいよいよ26日、プレイボールです。

決勝戦は26日午前10時からサンマリンスタジアムで行われます。

※MRTテレビ「Check!」7月25日(金)放送分から