香川県は県立大学の設置や拡充について幅広く意見を聴こうと、検討委員会の初会合を開きました。

委員会は、若者の県外への流出が拡大している中、香川県内への定着を進めようと大学を新設するか、今ある県立保健医療大学を拡充するかなどを有識者が検討するものです。

委員からは、「ITやAIに特化した大学にしてはどうか」や「卒業生が必ずしも地元に残るとは限らない」など、さまざまな観点から意見が出されました。

(検討委員会 浅田和伸委員長(長崎県立大学学長))
「現実的な道、県民のご理解を得られるような道、それを幅広く検討していくということが大事かな」

次回は秋ごろ開かれ、高校生や保護者のアンケート調査の結果などを踏まえた議論が行われる予定です。