7月20日までの1週間に宮城県内の医療機関で「百日咳」と診断された人は、141人と高い水準が続いています。県は、学校や家庭内での感染に注意するよう呼びかけています。

宮城県によりますと、7月20日までの1週間に県内の医療機関で「百日咳」と診断された人は141人で、6週連続で100人を超え高い水準が続いています。

「百日咳」は、発作のように激しくせき込む症状が特徴で重症化すると肺炎や脳症になる恐れがあります。

年齢別にみると、5歳から9歳が39人10歳から14歳は75人で合わせて114人と全体の8割を占めています。

県は、中学生以下の学校内での感染が広がっていて、家庭内での感染につながる可能性もあるとしてマスクの着用による咳エチケットなど感染対策を徹底するよう呼びかけています。