警察官をかたり現金などをだまし取る詐欺の被害。いま20~30代で急増しているということです。ニセの警察手帳を見せる巧妙な手口も。
20代
「友達で最近、カード詐欺で10万円ぐらい詐欺られた」
大学2年生
「詐欺の電話はありますね。でも出ないようにしています」
若者から聞こえてくる“詐欺被害”に関する声。実はいま、オレオレ詐欺など特殊詐欺の被害は高齢者ではなく、20代から30代の若年層で急増。半数以上を占めているのです。その手口の一つが…
警察官を名乗る男性
「福岡県警本部捜査二課、サトウマサルが担当します」
偽の警察官からの詐欺電話。さらに!
警察官を名乗る男性
「警察手帳見せますね」
ビデオ通話でニセ警官が警察手帳のようなものを提示し、LINEで金を振り込むように誘導する手口も。
こうした詐欺の被害が急増しているなか、今月14日には、大分県に住む30代女性が警察官を名乗る男に特殊詐欺への関与を信じ込まされ、150万円をだまし取られました。
街で話を聞いてみると…
10代
「信じちゃいそう。本当に現実味があったら信じちゃうかも」
20代
「急に(電話)来たらびっくりして、早急な対応を取っちゃうひともいるのかな」
特殊詐欺対策サービスを提供する会社のアンケート調査によると、警察をかたる詐欺が増加していることを知らないという人は、20代では45%以上に。警察は「捜査の名目で金銭を要求すること」などはないと注意を呼びかけています。
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