静岡県伊東市の田久保真紀市長の学歴詐称疑惑を巡り、市議会の中島弘道議長に「告発文」が届いていたことがわかりました。市議会は今後、内容を精査していくとしています。
田久保市長を巡っては7月22日、市議会の中島弘道議長らが百条委員会への証人として、田久保市長に出頭を求める請求書を手渡しました。田久保市長は出頭について明言を避けていて、7月25日の百条委員会に出頭するかどうかが注目されています。
こうした中、7月18日、中島弘道議長宛てに田久保市長についての「告発文」が届いていたことが新たにわかりました。
告発文は、田久保市長が最終学歴としていた平成4年東洋大学法学部卒業と同じ経歴を名乗る人物から、「田久保市長の卒業証書の真実について」と記されていたということです。
また告発文には、「田久保だけ卒業できないのはかわいそうなので、卒業証書をお遊びで作ってあげた」といった卒業証書の作成についてと思われる趣旨の記述が含まれていたということです。
<告発文を受け取った伊東市議会 中島弘道議長>
「卒業証書の真実はこんな感じだったとかというような話だったので、ある意味、本当の事を知っている人なのかもしれないですけれども、そういった方がやっぱり一言、言いたいということで、そういった文書が来るのかなとは思います」
市議会は届いた告発文を公文書に指定し、信憑性の観点から慎重に内容を精査していくとしています。
 
注目の記事
【 山本由伸投手 】中学時代のチームの後輩は「並レベルの選手に見えていた、本当にあの人?(笑)」出身の東岡山ボーイズの選手たちは「山本選手みたいに世界を代表するピッチャーになりたい」【ワールドシリーズMVP】

強度行動障害のある28歳息子と初めて離れて暮らす決断 「自分たちが世話が出来なくなる前に」両親はパニックに対応できる施設を6年間探す...届いた「受け入れ可能」のメール

“ニセ警察官”から記者に詐欺電話「保険が不正使用されている」だまされたふり続けると“事情聴取”も…【特殊詐欺手口の全貌】

爆買いした戦闘機、その後どうなった? 膨張する“防衛費”国民生活への影響は【報道特集】

思春期中学生の10人に1人 朝起きられないのは「怠け」ではない~中高生に増える起立性調節障害~「当事者親子の声」

「骨が折れやすい難病」9歳の少年 YouTubeで出会った“憧れの先輩” 骨が折れても――始まった挑戦と、亡き母の思い









