日本被団協にノーベル平和賞を授与したノルウェー・ノーベル委員会のフリードネス委員長が広島市を訪れ、被爆者らと懇談しました。
フリードネス委員長は、東京で開かれる核軍縮の催しへの出席に合わせて、初めて広島市を訪れました。22日は核兵器廃絶に取り組む市民団体らと懇談しました。

フリードネス委員長の強い希望で開かれたということで、被爆者や団体の代表らが出席しました。
ノーベル委員会 フリードネス委員長
「ここに来ることができて本当に光栄です。とても感激しています」

委員長は「みなさんの話に感動しました。被爆体験を語り継ぐ大切さを再認識しました」と答えたということです。
去年、ノーベル平和賞の授賞式に出席した県被団協の箕牧智之理事長らは「再会できてうれしかった」と話しました。

授賞式に出席した県被団協 箕牧智之 理事長
「核兵器のない世界を私たちも目指していくからノルウェーからもしっかり発信して欲しいと申し上げました」
委員長はこのあと長崎へと向かいました。
