佐世保市で起きた高一同級生殺害事件から今年で11年となるのを前に、加害者と被害者の生徒が通っていた高校で「全校集会」が開かれました。

殺害された女子生徒と加害者の女子生徒の2人が通っていた高校では、事件発生の日を前にした毎年この時期に全校集会を開き命について考える機会を作っています。

2014年7月26日、当時高校1年生だった女子生徒が同級生を殺害した事件は今年で発生から11年を迎えます。

校内放送を通じて行われた集会で、校長は「命の横のつながり」という言葉を使い周りの人と共感することの大切さを訴えました。

校長講話「私たち一人一人が持っているこのかけがえのない命。今日この日を改めて一人一人が命の大切さについて考え、思いを深めていく機会としてください」

今月26日で発生から11年となる佐世保高1同級生殺害事件。学校では生徒へのアンケートや教職員への研修を行い事件との向き合いを続けています。