生産者と山口大学が4年かけて共同開発しました。

山口県宇部市の特産品、小野茶に、新商品の「玉露」が加わりました。

新たに開発されたのは「小野玉露」です。

小野茶業組合と山口大学教育学部の柴田勝教授が共同開発しました。

玉露は、収穫前の茶葉に覆いをかけて育てることで手間がかかる希少性の高い高級茶です。

今回、柴田教授が研究した玉露の生産データを活用し最適なタイミングで覆いをかけることで商品化に結びつけました。

まろやかで口当たりのよい味わいが特徴ということです。

山口大学教育学部 柴田勝教授
「小野茶の生産技術は高いですので、煎茶だけではもったいないということで玉露を提案しました」

小野茶業組合・藤田博義組合長
「新商品をつくることで山口茶を飲んでいただける機会を持てたらうれしいと思っています」

「小野玉露」は150グラム入り4320円で、宇部市内のJA農産物直売所などで販売されています。