昆虫を捕まえて観察することで環境にも関心を持ってもらおうと、山口県防府市で子どもたちを対象にした体験教室がありました。

「昆虫の森体験教室」は山口県農林総合技術センターの夏休みの恒例行事で、小学生と保護者合わせて45人が参加しました。

講師は昆虫に詳しい県の職員や、防府市青少年科学館ソラールの学芸員らです。

子どもたちは施設内の森や林を散策しながら、樹液や果実に寄ってくる昆虫の種類が違うことなどの説明を受けました。

標高の高い場所のクヌギの木には、あらかじめカブトムシが好むにおいがつけられていて、子どもたちがうれしそうに捕まえていました。

強そうなカブトムシですが、カラスやタヌキなどに食べられないよう、地中に隠れることもあるということです。

参加した小学生
「カブトムシとか、みんなが好きそうな虫が多かった」

バッタやチョウも多く、子どもたちは盛んに虫取り網を振っていました。

参加賞としてつがいのカブトムシをもらったということです。