セブン&アイ・ホールディングスの特別委員会は、カナダのコンビニ大手が買収提案を撤回した理由として、セブン側のガバナンスが不十分だったと指摘したことは「事実無根」だと反論しました。
セブン&アイに買収提案をしていたカナダのコンビニ大手アリマンタシォン・クシュタールは先週、提案を撤回すると発表しました。
セブン側から十分な情報開示がないことや意図的に混乱や遅延を起こしたとしてガバナンス体制に強い懸念を持ったことなどを理由にあげ、「建設的な協議が欠如している」と批判していました。
これに対し、買収提案の検討を続けてきたセブン&アイの特別委員会は、一方的な撤回であり、著しく誤解を招く内容だとして見解を発表。ガバナンスが不十分であったという指摘は「事実無根」だと反論しました。
さらに、アメリカでの店舗をめぐる独禁法上の課題については、クシュタール側が問題の深刻さを真剣に捉えていなかったと指摘しました。そのうえで「結果を出すことが求められていることを誰よりも理解している」として、主力のコンビニ事業の改善に迅速に取り組む考えを示しました。
注目の記事
年末の大掃除に「終活」の視点を! 実家の片付け、業者に委託すると…費用は平均100万円! 溜めこまないコツは「日ごろから…」

コメダ珈琲を訪れた80代男性「100万円を持って来ている」ベテラン店員が感じた“違和感” 特殊詐欺被害を防いだ「いつもの会話」

「役員は下を向いて黙っているだけ」笹子トンネル事故で亡くなった姉 中日本高速道路の姿勢に妹が感じた“諦め” 【天井板崩落事故の遺族の訴え 前編・中編・後編の前編】

お年玉の由来って何?お金じゃなくて「餅だった」説&「大人同士のやり取りだった」説 歴史学から見ると

「カビた部分だけ捨てる」は誤解 中には“最強クラスの発がん性”を持つ毒も…加熱しても消えない『カビ毒』の正体

「私の長女は事件で亡くなりました。はっきり言うと、殺されました」20年前に殺人事件で長女(28)を失った父親が訴える「命」の意味【前編】









