トレーニング環境の整備に向け、サッカーJ2のレノファ山口はクラウドファンディングで資金を集めています。現在の状況を知ってもらい、支援につなげようと18日、報道陣にクラブハウスを公開しました。

元レノファの選手で現在はスカウトを担当する佐藤謙介さんらが、山口県山陽小野田市のクラブハウスでトレーニング環境や食事面の課題を報道陣に説明しました。トレーニング器具は老朽化が進み、台数も限られるため選手が順番待ちになることが多いということです。

選手のパフォーマンス向上やクラブの強化に向け、トレーニング環境の整備が必要で、レノファでは資金を集めるため7月10日からクラウドファンディングで支援を呼びかけています。

レノファ山口強化部スカウト担当 佐藤謙介さん
「100%、120%の力で戦っている姿を見せることはできると思う。環境を整えるために皆さんにクラウドファンディングにご協力をいただければなと思います」
21日正午までにおよそ850万円が集まり、食事環境の改善に充てる第1目標の500万円は達成しました。第2目標は1500万円で、最新のトレーニング器具の導入などに役立てることにしています。
クラウドファンディングは8月12日までで、支援額は5000円からです。
レノファのホームページから移動できる特設サイトで協力を呼びかけていて、支援額に応じてサイン入りユニフォームなどの返礼品が贈られます。