東大病院を退院された上皇さまが上皇后さまに付き添われ、お住まいの仙洞御所に戻られました。

上皇さまは無症候性心筋虚血の症状が改善しないため、今月14日から東大病院に入院し、新たな薬の服用を始められました。

宮内庁は、この投薬治療は順調としながらも、新たに「上室性不整脈」と診断されたと明らかにしました。上室性不整脈とは、心臓の心房と心室の間にある組織で起こる不整脈で、上皇さまの場合は脈が速くなるということです。

今後は、お住まいの仙洞御所で、投薬治療を受けながら医師が経過を慎重に観察していくとしています。