パレスチナ自治区ガザで、住民の避難先の教会がイスラエル軍による攻撃を受け、13人が死傷しました。これについてトランプ大統領がイスラエルのネタニヤフ首相に説明を求めたとアメリカメディアが報じています。

AP通信によりますと17日、ガザ北部にあるカトリック教会の敷地にイスラエル軍の砲弾が着弾しました。教会にはガザの住民らが多く避難しており、3人が死亡、司祭を含む10人がけがをしたということです。

こうしたなか、アメリカのニュースサイト「アクシオス」は、今回の攻撃を知ったトランプ大統領がネタニヤフ首相に連絡し、説明を求めたと報じました。

ネタニヤフ氏は攻撃について「誤りだった」と説明したところ、トランプ氏はその旨の声明を出すよう要求したということです。その後、ネタニヤフ氏は「ガザ地区の教会に流れ弾が直撃したことを深く遺憾に思う」との声明を発表しています。