参院選が終盤を迎える中、高知県の濵田知事は合区選挙について「一人前の県として扱ってもらっていない」と述べ、選挙後も合区解消に向けて動く考えを示しました。

17日の会見で濵田知事は5回目を迎えた合区での参院選について「一人前の県として扱ってもらっていないことが県民の気持ちを深く傷つけている」と述べ、「有権者には各党、候補の訴えをしっかりと比較検討して投票してもらいたい」としました。

(濵田省司 知事)
「参議院の選挙が終わった後も、改めて県内の関係の方々との話し合いをしながら、特に与野党を通じて(合区の)早期の解消に向けての動きを精力的に進めてもらうように改めていろんな運動をしたい」

また高知大学医学部附属病院で無痛分娩が県内で初めて成功したことについて濵田知事は「大変喜ばしいこと。ほかの施設でも実施ができるよう人材育成などの体制整備を進めていきたい」と述べました。