九州各地の織物を一堂に集め商品に触れたり機織りを体験したりできるユニークな展示即売会が17日から福岡市天神のデパートで始まりました。

RKB 浅上旺太郎記者
「糸をおろしてハサミで切る。佐賀県の鍋島緞通を織る体験をすることもできます」
大丸福岡天神店で始まった「九州 糸博」。
美しい光沢で「木綿のダイヤモンド」と呼ばれる薩摩紬や佐賀県特産の玉ねぎの皮で染色した草木染など九州各県と沖縄の織物会社16社が出店しています。

このイベントは、糸のぬくもりや織りの美しさを体感することで九州の伝統工芸の魅力をより深く楽しんでもらいたいと初めて企画されました。
訪れた男性客
「いい帽子かったよ。ちょうど前のが悪くなっていた」
訪れた女性客
「小物が好きで、石垣島のは買おうと思います」
会場で、機織や染物を体験することもできる「九州 糸博」は、7月22日まで開かれています。