20日の参議院選挙投票日に仕事や旅行などの理由で投票に行けない人のための期日前投票所が岩手大学に開設されました。
今回の選挙、学生の関心はどうなのでしょう?

16日午前10時岩手大学学生センターのエントランスホールに期日前投票所が開設されると早速、授業の合間の学生や教職員、近隣の住民らが貴重な一票を投じていました。
岩手大学では盛岡市選挙管理委員会と協力して、公示前に選挙啓発授業を開くなどして学生の選挙への関心を高めるための取り組みを行っています。
期日前投票所の開設直後は列ができるほどの盛況ぶりでした。

(期日前投票した学生は)
「早いうちに行っちゃおうかなというので来ました。SNSとかユーチューブとか見てたら、いやでも流れてくるので最近。そういう意味では、ここ最近で少し関心が高まっているのかなと思います」

岩手大学に期日前投票所が開設されたのは2016年の参院選からで、2024年の衆院選と参院補選では566人が投票したということです。

(盛岡市選挙管理委員会事務局 酢谷一宏主幹)
「ことしの選挙に関しては、期日前投票を既にされた方がこれまでより多くなっていて、非常に関心が高いというか」

ここで期日前投票ができるのは、公示日の3か月前の4月2日以前から盛岡市に住民票がある人で16日と17日の2日間、午前10時から午後5時まで開設されます。