小泉農林水産大臣は、ことしの主食用のコメの生産量が去年から56万トン増える見込みだと明らかにしました。
小泉進次郎農林水産大臣
「4月末時点の調査結果と比べても、さらに増産という結果になった。おコメを生産している農家の皆様のご努力に感謝申し上げたい」
小泉農水大臣は会見で6月末時点でことしの主食用のコメの生産量が去年から56万トン増え、735万トンになる見込みだと明らかにしました。増加幅は調査を開始した2004年産以降、最大となります。
価格が高止まりしている背景となっているコメの不足感から、農家の生産意欲が高まったことが要因とみられ、4月末時点から16万トン増えました。
さらに、小泉大臣は、日本酒の原料となる酒米について新たな支援を検討する考えも明らかにしました。
主食用米の生産量が増える一方で、加工用を扱う業界団体などからは酒米の供給不足を懸念する声が上がっていました。
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