本格的な桃のシーズンを前に、岡山県新見市で色、形、見た目など出荷の基準を確認する「目揃え会」が開かれました。

岡山県内では珍しい赤い桃です。新見市内では出荷量の約3割を占める広島の市場のニーズに合わせて、60年ほど前から赤い桃を生産しています。選果場には生産者ら約60人が集まり、形や傷の有無など桃を4つの等級に分けるための基準を確認していきました。

今年は梅雨が短く晴天が続いているため、小ぶりとなっているものの糖度は高く、おいしい桃に育っているということです。
(JA晴れの国岡山 阿新桃部会 小川操部会長)
「高温なので作業は大変ですけれど、桃の顔色を見ながら、いい顔に育つよう日々がんばれたらいいなと」
桃の出荷はあす(16日)からで、9月中旬までを予定しています。