20日に投開票が行われる参議院選挙で、新潟選挙区に立候補している参政党の新人・平井恵里子さん。
「国を変えないといけない」と訴える、政治未経験の2児の母親の選挙戦に密着しました。

「お母さんが国を変えてあげるからちょっと待ってなさいね、と約束をしました。ですので変えないわけにはいかないんです」

選挙初挑戦となる「普通のお母さん」。
参政党の新人・平井恵里子さんを応援すべく7日に駆け付けたのは、参政党の神谷宗幣代表です。

「やりたいことを、やるべきことを、ちゃんと国民の声を合わせてやる。それが参政党。そのためには、この新潟県・平井恵里子さんに、皆さんの一票投じていただきたいと思います」

2024年の衆院選で3議席を獲得した参政党は、6月の東京都議選でも初めて議席を獲得しました。

神谷代表は「参政党では政治経験のない人が国会議員になっている」として、平井さんにも期待しています。

「できるんですよ。普通のお母さんでも、勉強してそうい場が与えられれば」
「それを国民の皆さんに示してもらいたいですね、議員になって」
「そういう期待はあります」

平井さんはこの日、新潟市から阿賀町や阿賀野市を回り、演説を行いました。

束の間のお昼休憩で、バッグの中から取り出したのは、おにぎりです。

「今日はというか、いつも梅干しのおにぎりですけども…」
「お米は父親が作っています」
「生まれたときから世界一美味しいおコメを食べているわけなんですよ。コシヒカリしか食べたことないですし、よそのおコメ食べたことないですけど」
「おにぎりにしても美味しいですよ」

今回の選挙戦で参政党がキャッチコピーとして掲げている『日本人ファースト』について、外国人差別につながりかねないという指摘もありますが、その真意を平井さんに聞いてみました。

「どこのお父さんお母さんも、わが子がかわいいんですよ。わが子がかわいいけど、よその子がかわいくないということじゃないじゃないですか。それと同じだと思います。わが子もかわいい。日本人もかわいい。わが子と仲良くしてくれる外国人の子もかわいい。そういう意味合いです」

農業や経済対策など、政策の根本に『日本人ファースト』があるとしています。

「国益を守るということは、国を守るということで“国防”ですよね。それと一緒で、日本人の命を守るということは“国防”なので、それも本当に第一優先。そこができていないと、日本の国を良くしようなんてというところに結びつかない」

「普通のお母さん」は、国の姿を変えることをできるのでしょうか。