台風5号は三陸沖を北上し、あす15日(火)午前中に北海道に上陸するおそれがあります。北海道に台風が上陸すれば9年ぶりです。

この台風は、コンパクトで移動速度が速いため、急に雨や風が強まり荒れた天気になるおそれがあります。暴風や高波に警戒し、大雨にも十分な注意が必要です。
《最新の雨・風シミュレーション》

【波】
あす15日(火)未明から夕方にかけて、日高から根室にかけての太平洋側で、うねりを伴い7メートルの大しけになるでしょう。高波や、波が防波堤を越えることによる沿岸施設などへの被害に警戒して下さい。

【風】
あす15日(火)明け方から朝にかけての最大瞬間風速は、太平洋側の海上で35メートル、太平洋側東部の陸上で30メートルの暴風となり警戒が必要です。

【雨】
あす15日(火)午後6時までの24時間に、いずれも多いところで太平洋側東部120ミリ、太平洋側西部100ミリ、オホーツク海側南部80ミリです。大雨による低い土地の浸水や土砂災害、河川の増水に注意して下さい。

HBCウェザーセンター:児玉晃気象予報士