2026年6月、国の天然記念物「トキ」が本州で初めて能登で放鳥されます。
放鳥まで残り1年。トキが生息しやすい環境をつくろうと、14日、石川県七尾市で勉強会が開かれました。

かつて、日本のほぼ全土に生息していたトキ。

しかし、乱獲や自然環境の変化で個体数は減少し、1970年、繁殖を進めるため、本州最後のトキが穴水町で捕獲され、本州のトキは絶滅しました。

それから55年、新潟県佐渡での野生の生息数が増えたことから、初めて本州での放鳥が決定。2月、その放鳥の地に、能登が選ばれました。