アメリカのトランプ大統領が演説中に銃撃された事件から1年となりました。トランプ氏はテレビ出演で「忘れることはできない」と事件を振り返っています。

トランプ大統領は去年7月13日、共和党の候補としてペンシルベニア州で演説中に銃撃を受けましたが、右耳を負傷しただけに留まりました。

トランプ氏は12日に放送されたFOXニュースのインタビューで事件を振り返りました。

トランプ大統領
「事件を忘れることはできない。人々は叫んでいた。私は幸運なことにすぐに身を伏せることができた。8発の銃弾が発射され、1発が私をとらえた」

トランプ氏は1月の就任演説では「神に救われた」と話していて、銃撃事件を乗り越えた経験が強硬な不法移民対策や関税政策などの自信の裏付けになっているとも指摘されています。