BPO=放送倫理・番組向上機構はTBSテレビが去年10月に放送したバラエティー番組「熱狂マニアさん!」について、「放送倫理違反があった」との判断を示しました。
去年10月19日に放送されたTBSテレビの番組「熱狂マニアさん!」では、大手の家具会社の商品に熱中している7人が登場し、会社の商品を使った時短料理や収納テクニックなどを番組全編にわたって取り上げました。
登場したのは、この1社のみで番組内では会社のロゴマークがほぼ常時出ていたほか、30秒のコマーシャルも2回流れました。
BPOの放送倫理検証委員会は、きょう公表した意見書で、「番組と広告の識別に関して番組制作者の認識が甘く、視聴者から疑念を持たれる可能性が高い内容が放送された」などと指摘。番組と広告の識別について定めた民放連の放送基準に反しているとして、「放送倫理違反があった」との判断を示しました。
TBSテレビは「BPOの意見を真摯に受け止め、番組と広告の識別について番組の制作から放送に至る過程において適正な対策を講じ、視聴者の皆さまの信頼回復に努めてまいります」としています。
注目の記事
年末の大掃除に「終活」の視点を! 実家の片付け、業者に委託すると…費用は平均100万円! 溜めこまないコツは「日ごろから…」

コメダ珈琲を訪れた80代男性「100万円を持って来ている」ベテラン店員が感じた“違和感” 特殊詐欺被害を防いだ「いつもの会話」

「役員は下を向いて黙っているだけ」笹子トンネル事故で亡くなった姉 中日本高速道路の姿勢に妹が感じた“諦め” 【天井板崩落事故の遺族の訴え 前編・中編・後編の前編】

お年玉の由来って何?お金じゃなくて「餅だった」説&「大人同士のやり取りだった」説 歴史学から見ると

「カビた部分だけ捨てる」は誤解 中には“最強クラスの発がん性”を持つ毒も…加熱しても消えない『カビ毒』の正体

「私の長女は事件で亡くなりました。はっきり言うと、殺されました」20年前に殺人事件で長女(28)を失った父親が訴える「命」の意味【前編】









