浮世絵の巨匠、葛飾北斎と歌川広重の代表作や貴重な肉筆画などを集めた展覧会が、11日から佐賀市で始まりました。

11日から佐賀市の佐賀県立美術館で始まった「北斎広重大浮世絵展」では会場には葛飾北斎の「富獄三十六景」や、歌川広重の「名所江戸百景」など、江戸時代を代表する浮世絵師2人の作品、236点が展示されています。
2人が「東海道五十三次」を描いた作品を見比べると北斎が大胆な構図と独特の色使いで人物を中心に描いたのに対し、広重は旅人や名物、天候などを巧みに取り入れています。
ほかにも一点物の貴重な肉筆画や滑稽画など、多彩な作品を楽しむことができます。
訪れた女性客
「色の表現だったり、線の細かさだったり、手描きとは思えない」

「北斎広重大浮世絵展」は8月31日まで開催されています。