パレスチナ自治区ガザでのイスラム組織ハマスとイスラエルの戦闘をめぐり、アメリカのルビオ国務長官は停戦に「かなり近づいている」との認識を示しました。

アメリカ ルビオ国務長官
「(停戦に)より近づいていると思う。おそらく、これまでの間で最も近づいている」

アメリカのルビオ国務長官は10日、イスラエルとハマスの停戦の成立について「いくつかの課題が残っている」としながらも強い期待感を示しました。その上で、アメリカ政府として、仲介役を務めるカタールとエジプトが協議の進展に前向きな役割を果たすとの認識を持っていることを明らかにしました。

また、ルビオ氏は停戦の条件について「イスラエルはある程度、柔軟な姿勢を示している」とし、ハマス側にも譲歩が必要であると強調しました。