「いらっしゃいませ!!」
新潟市北区の直売所で10日、市立木崎小学校の3年生が元気に商品を販売していました。自分たちでレシピを考えたという“ピザ”には豊栄トマトとトウモロコシが、“ミートソース スパゲッティー”には彩り夏野菜としてナスが使われています。

これらは、総合学習の一環で子どもたちがレシピを考えたもの。
まずは地元のトマト農家から、生産の喜びや苦労、おいしいトマトにするための工夫を聞き、次に実際にそのトマトを味わい、そして直売所の社員からアドバイスをもらいながら、5種類のレシピが完成しました。
「北区の野菜を使ったおかずです」
「ぜひ食べてください」

『きたくのやさいたっぷり』というノボリ旗と手作りのチラシで、農産物直売所・わくわくファームに来たお客さんに、自分たちの商品をすすめます。
「おいしいですか?」
「はい、おいしいですよ」
「北区の野菜のおいしさをみんなに知ってもらいたい」
「楽しみで楽しみで 夜も全然眠れませんでした」

用意した200個ほどの商品は、夕方までにほぼ売り切れたということです。
「楽しいです。販売してみんなにおいしい野菜を食べてもらえるから」
「いろんなことに気付けたり、野菜のおいしいレシピを考えたり…」
子どもたちが考えた商品は、24日まで販売されるということです。