長崎県の大石知事の政治資金問題をめぐり知事が、県議会に再提案した「自身の給与を3か月間50%カットする』という議案について、議会は10日、賛成多数で可決しました。

長崎県の大石知事は3年前の知事選での架空貸付の疑惑など政治資金の問題について議会から指摘を受けていました。

これら一連の問題の責任を明確にするため知事は自身の給与を減額する議案を今議会に提出しています。

知事は当初「8月・1か月分の給与を100%カットする」議案を提出しましたが議会が反発し、撤回。

10日の本会議では知事が再提出した『8月から3か月間の給与を50%カットする』議案について討論が行われました。採決の結果、議案は賛成多数で可決されました。大石知事は、県民への説明について「今後も丁寧に行っていきたい」と話しています。