全国的に流行している百日ぜきについて、福島県内の感染者は、5週連続で過去最多を更新しました。

百日ぜきは、けいれん性の咳を伴う病気で、いずれの年齢もかかりますが、なかでも乳幼児の重症化に注意が必要です。県によりますと、7月6日までの1週間で県内で確認された感染者は81人で、1週間あたりの感染者としては、5週連続で過去最多を更新しました。

また、頬が赤くなり風邪に似た症状が出る伝染性紅斑、いわゆるリンゴ病も高い水準で推移しています。7月6日までの1週間で県内で確認された1医療機関あたりの感染者は3.89人と、前の週よりも増加していて警報レベルとなっています。

県は、手洗いやマスクの着用など基本的な感染対策の徹底を呼びかけています。

リンゴ病