今年、福島県内で発生したなりすまし詐欺の被害額は、4億9000万円あまりで、去年の同じ時期より4億円以上増えていることがわかりました。

県警察本部によりますと、今年、県内で発生したなりすまし詐欺の被害は5月末までに75件で、去年の同じ時期と比べて32件増えました。被害額は、4億9480万円で、去年よりも4億1700万円ほど増えています。

手口別にみると、オレオレ詐欺が35件とほぼ半数を占めていて、このうち34件が、警察官をかたる詐欺だったということです。県警は「警察官が指示するお金の話は詐欺」として注意を呼びかけています。