ロシアのウクライナ侵攻をめぐり、アメリカのトランプ大統領がウクライナに防空システム「パトリオット」を追加供与することを検討していると報じられました。

ウォール・ストリート・ジャーナル紙は8日、激化するロシアの攻撃への防衛力を高めるため、トランプ大統領がウクライナに対する防空システム「パトリオット」の追加供与を検討していると報じました。

政府関係者の話として、ホワイトハウスが「パトリオット」を含めて、追加供与できる兵器についてとりまとめるよう国防総省に指示したと伝えていて、実際に支援が行われれば、トランプ政権発足後、初のウクライナへの主要兵器システムの供与となるとしています。

この数か月間、ロシアによる攻撃が激化する中、ウクライナは「パトリオット」とその弾薬の供給をアメリカに要請していて、トランプ大統領は先月、追加供与の可能性に言及していました。